家庭一人ひとりの地球温暖化対策

家庭で以下の取り組みを行うと、日本の温室効果ガス排出量(1990年換算)を2.8%削減できます。

取り組みの例 一世帯あたりの
年間CO2削減効果
一世帯当たりの
年間排出量に
対する削減割合
(%)
一世帯当たりの
年間節約効果
備考
冷房の温度を1℃高く、
暖房の温度を1℃低く
設定する
約31kg/年 0.5% 約2,000円/年 カーテンを利用して太陽光の
入射を調整したり、着るもの
を工夫することで、冷暖房機
に頼らないで過ごせる。
週2日往復8kmの車の
運転を控える
約185kg/年 3.1% 約8,000円/年 通勤や買い物の際にバスや
鉄道、自転車を利用する。
歩いたり自転車を使う方が
健康にもよい。
1日5分間の
アイドリングストップを
行う
約39kg/年 0.7% 約2,000円/年 駐車や長時間停車するとき
はエンジンを切る。大気汚染
物質の排出削減にも寄与
する。
待機電力を90%削減
する
約87kg/年 1.5% 約6,000円/年 主電源を切る。長時間使わ
ないときはコンセントを抜く。
買い換えのときは待機電力
の少ない製品を選ぶ。
シャワーを1日1分
家族全員が減らす
約65kg/年 1.1% 約4,000円/年 体を洗っている間、お湯を
流しっぱなしにしない。
風呂の残り湯を洗濯に
使いまわす
約17kg/年 0.3% 約5,000円/年 洗濯や、庭の水やりのほか
トイレの水に使っている人も
いる。残り湯利用のために
市販されているポンプを使う
と便利。
ジャーの保温を止める 約31kg/年 0.5% 約2,000円/年 ポットやジャーの保温は、
利用時間が長いため多くの
電気を消費する。ごはんは
電子レンジで暖めなおす方が
電力消費が少なくなる。
家族が同じ部屋で
団らんし、暖房と照明の
利用を2割減らす
約240kg/年 4.1% 約11,000円/年 家族が別々の部屋で過ごす
と、暖房も照明も余計に必要
になる。
買い物袋を持ち歩き、
包装の少ない野菜
などを選ぶ
約58kg/年 1.0%   トレーやラップは家に帰れば
すぐごみになる。買い物袋を
持ち歩いてレジ袋を減らす
こともできる。
テレビ番組を選び、
1日1時間テレビ
利用を減らす
約13kg/年 0.2% 約1,000円/年 見たい番組だけ選んで見る
ようにする。
合計 約766kg/年 13.0% 約41,000円/年  
日本全体での効果 約34.7百万トン/年 日本の温室効果ガス排出量を2.8%削減